引井総男の何か

読書、音楽、写真、散歩などの気ままな記録

2015-04-01から1日間の記事一覧

気ままな読書録2 なつかしの『やちまた』

足立巻一『やちまた』は発表時の1970年代には内容からしてまったく売れなかっただろうことが容易に察せられるが、現在でもどうか怪しい。本居宣長の長男、本居春庭の伝記小説。歴史好き、日本史好きの読者であっても、地味な国語学者の話だから、血湧き肉踊…