引井総男の何か

読書、音楽、写真、散歩などの気ままな記録

2015-08-15から1日間の記事一覧

気ままな読書録17 『狗賓童子の島』感想

舞台は1868年明治維新元年、隠岐2島の北側「島後」。主人公は1837年に起こった大塩平八郎の乱に連帯して戦った西村履三郎の子、西村常太郎。1846年に、罪人の子として15歳の常太郎は島後に流刑となった。 物語はこの少年が流人として暮らしな…