引井総男の何か

読書、音楽、写真、散歩などの気ままな記録

2015-07-12から1日間の記事一覧

気ままな読書録13 『道元』上下巻(岩波書店・日本思想大系版) その一

下巻末に校注者の一人、水野弥穂子(第1刷発行1972年当時、駒沢短大助教授)が「道元禅師の父、母、祖父」という章を書いてくれている。それによると父は久我通親(「こがのみちちか」と読む)、母は松殿関白基房の女(むすめ)で、生年は1200年丁度なのだ…